2024.08.05

農業であなたの経験とスキルを活かしてみませんか?

農業であなたの経験とスキルを活かしませんか?

サラリーマンとしての長年の経験を退き、心機一転して農業に勤しむ人や、やりがいを求めて農業を始める若者が増えているのをご存じでしょうか。

今回は日本の食を支える一次産業として近年脚光を浴びている「農業」に注目。自分のスキルや経験を活かし、新しい分野で活躍したいと思っている方に農業の魅力とあなたの経験やスキルをどう活かせるかについて紹介します。

農業へ転身する人が増加している理由

2022年度の新規就農者は4万5840人で、そのうち49歳以下は約3割という統計が出ています。仕事への価値観や生活スタイルの変化に伴い、新たな挑戦として農業を選ぶ人が増えています。
農業を次のキャリアに選ぶ主な理由として、次の3つが挙げられます。

田舎暮らしへの憧れ

都会での慌ただしいサラリーマン生活やオフィスでの人間関係から解放され、自然の中でのんびりと暮らしたいと願う人が増えています。せっかく田舎暮らしをするなら、自給自足で農業をやりたいと農家を志望する傾向があります。

地元に貢献したい

都会でのサラリーマンを経て、自分が生まれ育った地元に何かしらの形で還元したいという想いで農業が選ばれています。近年、社会全体で地産地消の良さや大切さが注目されていることもあり、地元が誇る農産物や特産物を守りたいと感じる人も多いです。

手厚い支援制度

農業に従事する人を増やすため、国は経済的な支援制度を用意しています。支援制度を活用することで、就農したい人の悩みの原因である「初期投資」や「生活面での心配」を軽減することができます。

自治体によっては就農に関する相談窓口を設置していたり、研修を実施しているところもあり、最低限の資金で農業を始められるようになったのも農業を仕事にする魅力といえます。

サラリーマン就農でやってみたいを叶える

「農業に興味はあるけど、全くの初心者なので何からやってよいか分からない」「収入面で不安がある」といった悩みがあなたを踏みとどまらせていませんか。
そんなあなたに、おすすめしたいのが企業に雇用されて農業に従事する「サラリーマン就農」です。

農業で活かせるサラリーマン時代の経験

新規就農者の仕事における背景は様々です。農業での仕事は、種まきから収穫までに発生する畑での仕事はもちろんありますが、それ以外にも様々な業務を伴います。

収益事業として農業に従事する場合、会社員時代に経験した業務が農業の分野でどのように活きるのでしょうか。

事務職

情報の発信やプレゼンテーションに従事してきた経験は「農業に携わる魅力」を多くの人に伝える際に役立ちます。

農業をセカンドキャリアとして検討している方向けのイベントやセミナー等を開催することも可能だといえます。

営業職

営業職で行っていた顧客への企画の考案と遂行。「農作物という商材を販売する」を念頭に置きながら順序立てた行動は重宝されます。新規就農者へ説得力のある助言ができるのは、営業職を経験した農家だからこその強みです。

マーケティング職

実際に売り出そうと思っている農作物に関する市場調査・販売戦略、ブランディングにおいて、マーケティング職に携わった経験が力を発揮します。

消費者はどのような不満を抱いているのかを知り、現状の改善を行った上で満足度のある商品を販売するための仕組み作りに貢献できることが期待されます。

IT専門職

IT分野における専門職で従事したオンライン販売やデータ分析の経験も農業で活かすことができます。

作業の効率化やデータの活用することで、生産性や品質を上げる「スマート農業」ではIT専門職での経験を必要としています。

あなたの新たな可能性を広げる農業

「農業を仕事にしたい」と思ったら、実際に農家さんの声を聞いたり、作業を体験してみましょう。
いきなり農業へチャレンジすることが経済的に心配な時には、兼業で始める方法もあります。

赤川農機では農業のかたわら、力を貸してくれるスタッフも在籍しています。これまでのキャリアを活かして農業の分野で何かしら役に立ちたいと思っている方、農業を支える「農機具」を幅広く取り扱う弊社、赤川農機でお待ちしています。