企業選びに失敗しないためのコツ
「労働条件に不満がある」という理由で転職を考える人も多いはず。避けたい企業に共通する点と、見極め方は転職活動をする際に押さえておきたい情報です。
選ばれない企業の特徴
労働環境が悪い職場には、共通する点があります。
働いた分に相当しない残業代
・残業をせざるを得ない状況で対応したにも関わらず、残業申請が通らない
・タイムカードをきってからの残業を求められる
休日出勤が多い、有給取得も難しい
・規定では休日であるにも関わらず、休日に出勤対応をしないといけない、また休日出勤分の代休取得ができず、有給になってしまう
・人手不足のため、有給が取りにくい環境になっている
離職率が高い
・長時間労働や休みが取れない等の職場環境が原因となり、退職する人が後を立たない
・求人募集でいつもみかける企業
選ばれない企業を見抜くコツ4選
求人案件は一見どれも魅力的に見えますが、実は落とし穴があります。ほんとうに就職したい企業かどうかを見分けるためにポイントを必ず押さえておきましょう。
給与
・基本給の記載がない:
基本給の記載がなかったり、手当はつくものの基本給自体が異常に低い時には要注意です。
・時給換算したら最低賃金以下だった:
総支給額と実際に稼働した時間をもとに算出した時給が会社のある地域の最低賃金を下回っていないかをチェックしましょう。
説明会における企業の反応
・事業内容の説明など重要な場面で、説明内容が不十分であったりぎこちなく感じる
・会社の福利厚生や職場環境に関する質問をした際にはぐらかされたり、曖昧な回答しか返ってこない
会社の雰囲気
・自分の意見に耳を傾けてくれる職場環境
・職場に活気を感じられ、社員同士のコミュニケーションも活発
・美化が行き届いているか(美しい職場環境が職場全体の活気につながります)
口コミや社員の声
・全国法人リストを参考にする:過去に関係で処分を受けたことのある企業をまとめたサイト
・先輩社員などの声を直接聞く:
実際に働く方に本音を聞くことが一番の近道
ひと手間かかることですが、不安を抱えたまま入社しないためにも自分からのアプローチは重要です。
選ばれない企業を選択肢から外すためにも、自分でしっかりと企業のことを調べ、慎重に判断しましょう。